複天一流:どんな手を使ってでも問題解決を図るブログ

宮本武蔵の五輪書の教えに従い、どんな手を使ってでも問題解決を図るブログです(特に、科学、数学、工学の問題についてですが)

オリオン座でみた流星の正体

おととい、東の空から昇ってきたオリオン座を見た。横倒しのその上を、流れ星が長く線を引いて流れた。2秒くらい見えた気がする。

今晩、再び東の空でオリオン座の頭から足にかけて流星が飛んだ。今日のは若干細く暗かったが、綺麗な流れ星だった。

アメリカの天文雑誌"Sky and Telescope"のメールマガジンがさっき届いて、そこに「オリオン座流星群」のことが書いてあった。

skyandtelescope.org

「へー、有名な流星群だったのか。まあでもちょっと地味かな、あまり頻繁には流れてないし。」と思ったのだが、記事を読み続けていくと驚くべきことが書いてあった。

「なに!この流れ星ってハレー彗星の残骸の流星だったの?」

ピークは今晩と明晩だそうだが、その前後数日程度は観測できるそうである。巨大な彗星だけに宇宙空間にハレー彗星の欠片がいまだに散らばっているのは驚きである。そして一年に一回、その宇宙の塵の中に地球が動いていって入り込んで、流れ星が生成されるのもまた驚きである。

今回の流星は一回目は赤っぽく、二回目は銀色だったが、緑に輝く流星も時々見かける。あの緑色は地球高層の酸素が流星と反応して燃えたときの色だということも記事には書いてあった。

2つの謎が解けた夜であった。