天体観測
変光星ミラの光度曲線の作成は先送りに 平面波の「規格化」とデルタ関数 平面波の積分で引っかかる点 希望的考察 変光星ミラの光度曲線の作成は先送りに 変光星ミラの光度曲線の作成に挑んできたが、jpgに落とすと「飽和」の問題が発生することがわかった。…
前回のあらすじ gnuplotの3次元表示 前回のあらすじ ダークフレーム処理したデータを利用して測光し、飽和したところはガウス近似し、Unistellar eQuinox2で2025年1月25日に測定したミラの光強度分布(近似だが)を作成した。これを積分し、「光度」を算出し…
前回のあらすじ ネガとポジ 前回のあらすじ 熱電流に起因する「雑音」(ノイズ)の除去を行い、夜空の暗い部分を「真っ黒」(つまり階調0)で表現するために、低階調の成分がどの程度の範囲に広がっているか確認した。予想通り背景一面にその成分は広がって…
前回のあらすじ bmpHstgrm関数 付録:gnuplotで棒グラフを描くコマンド 前回のあらすじ 変光星ミラの光度変化を観測するために、Unistellar eQuinox2で記録した観測写真を画像分析してみた。まずは手始めに、RGB分解を行い、それぞれのチャネルで階調データ…
これまでの背景 くじら座の変光星ミラの観測 階調データを読み込んで見てみる。 これまでの背景 画像処理プログラミングにチャレンジしてきたが、前回の記事でようやく実用的な水準まで到達することができた。この勢いを維持して、一気に長年目標としてきた…
12月は忙しいというのは「その通りだな」と身に染みて感じたのだが、正月休みになっても天体観測のデータ整理で忙殺されている毎日である。Unistellar eQuinox2の観測は気軽にできる分、観測の画像データが次々と山積みになり、その整理が大変になるとは予想…
Unistellarの望遠鏡の価値は、1000万光年を超える遠方銀河を気軽に観測できる点にある。目指す銀河を容易に見つけ出し、それなりの画質で観測することが可能だ。超新星爆発や新星爆発のルーティン観測にはもってこいだ。欠点は、エンハンストビジョンでも、…
「天リフ編集長」のブログ記事に載っていた他の天体 はくちょう座のヴェール星雲 はくちょう座の輝線/発光星雲IC5146に挑戦 「天リフ編集長」のブログ記事に載っていた他の天体 前の記事では、「天リフ編集長」が執筆したUnistellarの使用レポートブログで…
Unistellar eQuinox2での観測は続いている 観測の終了方法 充電の仕方 「ストレージ」が満杯になる問題 観測写真の保存 付録:アップロードのランプ信号 Unistellar eQuinox2での観測は続いている このところ天気の良い日は、夕暮れの時間帯から夜が更けるま…
最初の能書き セミプロ級の天体観測愛好家のレポート記事 最初の2枚 次の2枚 おまけ:惑星状星雲 もうひとつおまけ:ぎょしゃ座の散開星団M37 最初の能書き ネット検索でひっかかるUnistellar eVscope/eQuinoxのレポート記事で紹介されている天体写真が「今…
紫金山アトラス彗星は、夕焼けの時間帯から夜の時間帯に移動し、あと少しで天の川に重なるところまできた。 それまで早朝の彗星だったのが、初めて夕方の空に現れたのは10月中旬だった。見つける目印にしたのが、金星とアークトゥルスだった。それから2週間…
Unistellar eQuinox2の本当の力 超新星爆発残骸の観測をやってみる Unistellar eQuinox2の本当の力 いろいろな天体の観測をやってみたが、Unistellar eQuinox2は、遠方銀河、特に1000万光年程度地球から離れた銀河の観測に適しているという感想をもった。も…
UnistellarのeQuinox2で彗星観測 Unistellar社のサーバーからデータをダウンロードする 最初の0歩(事前準備) 最初の一歩(準備) 第二歩目 3歩目:彗星活動(Cometary activity) 第4歩:Comets Ephemerisのセクション 第5歩:Unistellarアプリを使って「天…
前回までのあらすじ 「観測モード」に突入! 観測モードにおける2つの観測像 エンハンストビジョンの起動方法 観測の例 前回までのあらすじ 望遠鏡を用いた天体観測でもっとも面倒で、もっとも重要な「極軸合わせ」の調整作業を自動でやってくれる望遠鏡が発…
前回までのあらすじ (1)ダークフレームの取得 画像素子:CCDとCMOSの違い (2)バーティノフマスクによる焦点調整 (3)光軸合わせ 初期設定完了 前回までのあらすじ 「スマート望遠鏡」の元祖、UnistellarのeQuinox2を購入したが、マニュアルが貧弱で設定…
前回までのあらすじ iPadとeQuinox2をWiFi接続する アプリをeQuinox2に繋ぐ 前回までのあらすじ Unistellarの自動設定/自動追尾型望遠鏡(「スマート望遠鏡」と呼ぶことにしよう)eQuinox2を購入し、その設定のコツについてみてみた。前回までにアプリの設…
前回のあらすじ まずは「純正マニュアル」の内容から確認してみる クイックスタートガイド アプリのインストール アプリの起動と初期設定 前回のあらすじ Unistellar社の自動追尾型反射望遠鏡eQuinox2を購入した。設定マニュアルがよくわからず、天体観測を…
再帰型新星のT Coronae Borealisが爆発の時を迎えている(らしい) 赤色巨星と白色矮星の連星系は新星爆発(Nova)を発生させることがある。2013年8月にイルカ座で発生した新星(Nova Delphini 2013)はその典型例だ(私にとって初めての新星観測となった記念す…
19世紀の初めに発見された70年周期の楕円軌道の彗星、それが今回北半球の空に浮かんでいるPons-Brooks彗星である。 これまで2回挑戦したが、いずれも彗星の位置を確認することができなかった。最初は雲がかかり、2回目は彗星の位置がわからなかった。 しか…
Pons-Brook彗星の観測失敗 画像処理の教科書を納屋から引っ張り出す doomとnanosaursの経験が生きているかも 教科書をまねる BMPファイルを用意する ファイルを読み込むコード ASCII文字コード putc()関数 BMPの最初の2byteのデータを読み込む Pons-Brook彗…
Imagemagickのmontageが使えなくなる.... 徹底的な「ググり」検索へ 最初の情報 2つ目の情報 日本語の情報 駄目でもともと作戦(再インストールを試す) homebrewをアップデートする Homebrewのアップデートが終了 Imagemagickのインストールに再挑戦 最初の…
おととい、東の空から昇ってきたオリオン座を見た。横倒しのその上を、流れ星が長く線を引いて流れた。2秒くらい見えた気がする。 今晩、再び東の空でオリオン座の頭から足にかけて流星が飛んだ。今日のは若干細く暗かったが、綺麗な流れ星だった。 アメリカ…