複天一流:どんな手を使ってでも問題解決を図るブログ

宮本武蔵の五輪書の教えに従い、どんな手を使ってでも問題解決を図るブログです(特に、科学、数学、工学の問題についてですが)

C言語

画像処理にチャレンジ(part 4): jpeg(JFIF)のヘッダー情報

次のヘッダーを読み込む(APP0) APP1セグメントはある場合とない場合がある ファイルを開けておけば、次々と読み続けることができる。 ohtani.jpgの場合はちょっと古いver.1.01のJFIFであった コード さらにその先は? 前回はjpegのヘッダー情報を読み込むた…

画像処理にチャレンジ(part 3): jpegのヘッダー情報を読み込む関数をつくる

前回のあらすじ 自作の関数Ver.0 前回のあらすじ 前回はJPEGのヘッダー情報を読み取ってみた。最初の「魔法数」に相当するSOIがff d8であること、つづくff e0がAPP0に相当し、JFIF形式の画像(JPEGの拡張版)となっていることなどが読み込めた。 しかし、1バ…

画像処理にチャレンジ(part 2): jpegのヘッダー情報解読

前回のあらすじ 最初のマジックナンバー JPEGには終わりのマークもある(EOI) ff e0の意味 最初の試みとしてはこんなところであろう おまけ(ファイルの終端) 前回のあらすじ 前回はBMP画像ファイルの読み込みに挑戦し、まずはヘッダーファイルという画像…

画像処理にチャレンジ(part 1):彗星観測の失敗と無謀な挑戦

Pons-Brook彗星の観測失敗 画像処理の教科書を納屋から引っ張り出す doomとnanosaursの経験が生きているかも 教科書をまねる BMPファイルを用意する ファイルを読み込むコード ASCII文字コード putc()関数 BMPの最初の2byteのデータを読み込む Pons-Brook彗…

東大数学2024問題6 (part 4): ポインタを使って整数表現を調べる

前回のあらすじ C言語におけるポインタの利用 Fortran95における「ポインタ」の利用 Pythonの場合 前回のあらすじ 素数を生成する「エラトステネスの篩」アルゴリズムに従って、自分でコードを書いてみようと思ったわけだが、どの程度まで大きな整数が数値的…

東大数学2024問題6 (part 3): エラトステネスの篩(ふるい)と数値計算で扱える最大の整数

前回のあらすじ エラトステネスの篩 pythonによる実装 Fortran95で整数の最大値を確かめる デフォルトのinteger :: r, sumの場合 integer*4 の場合 integer*8の場合 integer*16にトライ! pythonではどうなのか? エラトステネスの篩のコードまでいけなかっ…

DOOM(Game)のソースコンパイルにチャレンジ

DOOMとは DOOMの移植 Linux DOOM (linuxxdoom) しかしX11の問題があって動かない Raspberry PI OS desktopのX-window システム XephyrでX-windowをネストする方法 XMatchVisualInfoの構文の謎 起動後の解像度の問題の解決方法 ついに起動したlinuxxdoom! DOO…

東京大学2023数学[2]-(1) part3: event-Bの数値計算

前回のあらすじ その前に計算の高速化の試み event-Bの判定プログラム 前回のあらすじ 東京大学2023年の数学入試問題で出題された確率の問題を「ありとあらゆる手段」で理解してしまおうという試みを、ここしばらく行なっている。 問題の概要を再確認してお…