複天一流:どんな手を使ってでも問題解決を図るブログ

宮本武蔵の五輪書の教えに従い、どんな手を使ってでも問題解決を図るブログです(特に、科学、数学、工学の問題についてですが)

SLIMそしてSora-Qの偉業を称える:JAXAきたっー!

今日の午後、ついにSora-Qからの画像がついに公開された。やっぱり写っていたぞ、そのひっくり返った姿が!

Sora-Q(LEV-2)が写した月面と、でんぐり返しのSLIM

JAXAの研究者たちはほんとうに実直かつ堅実な研究者たちばかりで、いつも頭が下がる思い出ある。軟着陸して着陸船SLIMが生き延びたことや、Sora-Qからの画像送信に成功したことは、まさに彼らの能力の高さの証明であり、歴史に残る偉業である!尊敬の念が溢れてくる。

でも、そういう彼らがやってしまう、ドジというか、茶目っ気こそが実に素晴らしいと思うのである。はやぶさのときのドタバタとそのあとの驚異的な粘りもそうであったが、クラークケントのような「まのぬけた好青年」というか、そういう感じのJAXAが、私は大好きなのである!

今回は、しかも、メインエンジンのノズルが片方途中で脱落していたというおまけ付きである。こんなボロボロの月着陸艇が軟着陸を成功させたという、そのギャップ。そして、おもちゃメーカーの作ったロボットが送ってきた間抜けな態勢で「soft landing」しているSLIMの写真の素晴らしさ!本当に、クラークケント満載の、楽しく素晴らしい出来事であった。ありがとうJAXA、また相模原や臼田にお邪魔いたします(前回は、はやぶさ2のイオンエンジンの実験に相席させてもらい、そのあとで宇宙食をしこたま買い込んで帰りましたし、「りゅうぐう」に到着した翌日にモニターに映った「到着」マークには感動いたしました)。

それにしてもSora-Qはすばらしい!子供の頃はタカラもトミーも大好きで、前者はミクロマン、後者はミニカーで大変お世話になりました。(ロボットマンを除けば)小さなおもちゃが得意な二社が合併したので、ある意味Sora-Qは最強の「小型おもちゃ」ということになるのではないだろうか?ということで、はやくSora-Qのレプリカが欲しいものである(調べてみたら、現在は品切れとのことであった...)。